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9月25日-芸術館にて

この日は夜7時から芸術館でジャズコンサートがあり、僕は午後2時ごろから現場に来ていたのです。気が早いですね。ですから夕日の時間には楽勝でカメラを構えていられると思っていたのですが…。そこへ出演者の岩見淳三さんと奥様のYAYOIさんが到着したのものですから、いきなり夕日の撮影が中止になってしまいました。僕はそのとき二人が乗って来た車の誘導係を仰せつかっていたのです。搬入口の車止めをやっとの思いで移動させ、荷物を会場に運んだ時にはすっかり息があがってしまい、もう夕日の事など忘れていたのです。
その後コンサートは無事成功をおさめ、岩見夫妻とスタッフの何人かで食事に行くというので付いて行きました。食事の席で岩見さんから、「今年使ったギルドのギターを知人から譲ってもらったのだけれど、実は10年前ある楽器店から依頼されてテストしたギターだったんです。その時レコーディングしたCDをあらためて聞いた時、絶対譲ってもらおうと思いました。」という話を聞いたのです。
人にはいくつかの運命的な出会いがあると言いますが、その出会いのあと運命をともにすることになったり、ならなかったり。世の中には幸運な方がいるのですね。


釧路湿原の虹

新釧路川の堤防沿いに車を走らせると岩保木(イワホギ)水門にたどり着く事ができたのは随分と前の事になりました。現在では至る所にゲートが設けられ、鍵がかかっていて一般人は立ち入る事ができないのです。
この写真は自由に堤防を走る事ができた時代のものです。簡易舗装の工事が始まった頃、岩保木水門へと向かっていた時に撮影しました。当時僕はニコンにコダクローム25で主に湿原の風景を撮影していたものです。ニッコールレンズのあっさり味とコダクロームの渋く深みのある色調が生み出す微妙なコントラストに惹かれていました。僕がラージフォーマットの4×5インチカメラで風景を撮影するようになるのはずっと後のことでした。その後デジタルカメラを使用するようになり、また35ミリカメラに戻っていますが…。やはり色の深みと言う点では4×5や5×7インチサイズのフィルムに歩があります。その最大濃度は6×7センチや35ミリフィルム(デジタルカメラも)とは比べようも無いし、レンズだって隅々まで甘さが無いし…。
最近は虹を見る機会が少なくなりました。そういえば一昨年、北見へ仕事で行った時虹を見てからまだ見ていないような気がします。そのときの写真は北見の担当の方にメールで送りましたが、僕の仕事を見直すきっかけになった方で今でもとても感謝しています。(もっとも当の本人は僕の進路に関与していませんけど)
この季節になると、湿原で虹を見たくなってきます。


9月20日の釧路港

今日の釧路港の夕日はオレンジ色に染まりました。でも風がとても強くて、雲が出てきましたので落日は諦めたのです。
そんな時は夕日と反対側の方向を振り向く事にしているのです。やはり強い風のためか面白い風景が見られる事が多いのです。黄昏色に染まる街並の上空に大きな雲とその下に浮かぶ小さなちぎれ雲が、変なリズムを生み出しているように見えます。このあと雲は形を変えてバルタン星人か伊勢エビみたいな姿に…。
画面下の街並が歪んでいるのは広角レンズのせいですが、軽くてシャープで値段が安い(三拍子!)お気に入りのレンズなのです。最近は夕日の撮影でも三脚を使う事が少なくなりました。レンズが軽いためなのか、手抜き撮影でもなんとかなるようです。


9月3日の夕景-釧路副港

今日はあと一歩のところで夕日には間に合いませんでした。今年もJAZZコンサートを主催する事になってしまい、券売のために知り合いの事務所(ギャラリー)を訪ねているうち、仕事の打合せになってしまい、すっかり夕日の事を忘れていたのです。もっとも最近はお日様がまぶしい夕日よりも「ショボショボ」に疲れた目には夕暮れのほうが心地良いのですが。
そんな訳で今日もやって来ました通い慣れた釧路副港に。穏やかな夕焼けに、岸壁に繋留される漁船。右側の錨(イカリ)のシルエットがどうしてもアヒルのくちばしに見えてしまうのです。そんなイカリのアヒルちゃんを無視するかのようにソッポを向いているカモメを入れてみました。


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