2010/5/18 火 | 釧路港
釧路副港の夕暮れ
日本語で写真を「真」を「写す」と書きますが、三次元の世界を二次元に写し取る時点で、もうそれは「真」では無いと言えるかもしれません。でも、長い間写真に親しんで来た自分なりの感想はやはり「真」を写すとも、「心」を写すとも思えるのです。僕にはどちらかと言うと「心」が写るように思えます。
昔、加納典明という超売れっ子の写真家が北海道の霧多布で約2年近くを過ごした後復帰するとき、何とウール(毛)のテレビコマーシャルに登場したのです。その時のナレーションで「写真、それは心の反射鏡」とも「魂の反射鏡」とも言っていたような記憶があります。僕は当時高校生で、写真に対して全く同じ印象を持ていてカメラのことを「魂の反射鏡」と密かに呼んでいたのです。
高校時代に撮ったクラスメートの写真を、卒業して数年経った後に自分が撮影した写真と知らずに見せられた時、この写真を撮った人に会いたいと友人に言った事を覚えています。その写真に自分と同じ波長を感じていたのかも知れません。
写真は冬の釧路副港に繋留していた漁船の舳先に当たる夕日を撮影したものです。冷たい海に浮かぶハス氷の表面だけが暖かみを感じさせる色に染まっていました、あ”〜あ。

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